幼稚園は明るくゆたかな(ちいさな)社会です。こども達は幼稚園の中で保育者、そして友だちとの関わりを通して、様々な経験を積み重ねていきます。その経験は、次の二つの活動の中で生み出されます。
ひとつはこども達自身がその興味から出発する自由な「あそび」。こども達が興味を持ったとき、それは成長への大きな力となります。また、思い思いの「あそび」の中で、自然と他者との関わりを持ち、次第に相手を思いやるやさしい気持ちが育まれていきます。私達は、そうしたこどもから生まれた「あそび」が、大きく発展していくようお手伝いをしたいのです。
ふたつ目は、日々の一斉活動や季節に沿った行事活動など、環境や大人達の働きかけによりこどもは常に変化し続けます。私たち保育者は、一人ひとりの成長に合わせ、環境を柔軟に変化させ、誘い・賞賛・激励・助言をおこない、時にはじっと見守ります。
毎日の幼稚園生活の中で、こども自身が生み出す「あそび」と共に幼児期に身につけさせたい生活習慣、情操、能力を養っていくことで、自分の夢を実現できる「生きる力」を持ったこども達に育てていきたいと考えています。
○「小さな胸に大きな夢を」と、創立者鶴巻順一によって、昭和32年「有明幼稚園」が、現在の関屋分水の河口付近の位置に設立されました。 その後、関屋分水工事のため、文京町に新築移転し(昭和42年)、中央区(文京町・信濃町・関屋・鳥屋野など)西区(青山・黒埼など)にまたがる幼児教育の中核として、多くのご家庭の幼児教育に携わってきました。
平成23年度に旧ゆめ広場に園舎の建て替え工事を行い、平成24年度4月より新園舎にて、「認定こども園あそびの森有明幼稚園・あそびの森おおぞら保育園」として新たにスタートしました。現在は、幼保一体の施設となり、0~5歳児をお預かりする「認定こども園あそびの森有明幼稚園」となっています。
○昭和35年、「あそびの森金鵄幼稚園」は小針台の現在地に設立されました。その後、鉄筋の園舎に改築され(昭和56年)、小針・平島・青山・寺尾・坂井輪地区などを中心とした幼児教育の中核となっています。
平成23年度1月に「あそびの森きんし保育園」が完成し、幼保が連帯して一層の保育の充実を図ります。また、待望の子育て支援「ピエロハウス」も保育園舎内に併設されました。
金鵄幼稚園は、平成30年度より「認定こども園あそびの森金鵄幼稚園」となり、同時にプレ年少保育室を新たに増築しました。「あそびの森きんし保育園(0~2歳児)」と共に、継続的にお子さまの成長を見守り育んで参ります。
○昭和41年、内野地区に金鵄内野幼稚園(現「あそびの森金鵄つばさ幼稚園」)が設立され、同地区は現在、新潟大学を中心とする文教地区に変貌しています。
○平成21年4月、「あそびの森金鵄つばさ幼稚園」に「あそびの森つばさ保育園」が併設され、さらに平成26年度からは認定こども園として、新たに0~5歳をお預かりする幼保一体の施設「認定こども園あそびの森つばさ幼稚園」としてスタートし、幼保連携のもとに子育て支援の充実を図っています。
○平成21年4月より新発田市の公立保育所住吉保育園が民設民営化により、新たに金鵄有明学園の一つとして「あそびの森すみよし保育園」が仲間入りしました。
平成28年度より0~5歳児をお預かりする、幼保連携型の認定こども園幼稚園として新たにスタートした新発田市内でも特徴ある保育園です。