2学期が始まります。8月は「夏休み」と言っても、多くの子ども達がキッズルームに参加し、主として午前中は通常保育に近い保育がなされ、午後のキッズルームの保育へと繋がっています。子ども達は、暑い夏に汗をかきながらも、それぞれに楽しんでいました。
8月には、姉妹園の全園が園内研修を実施しました。それぞれの園では、統一的なテーマの研修の他に、各園の先生による自主的なテーマでの研修も実施されます。統一的なテーマとして、本年12月に施行が予定されている「こども性暴力防止法」を踏まえた、性的な虐待を含む「不適切保育防止」がテーマでした。さらに、パワハラ・不適切保育に関する「ロールプレイング」の研修を行いました。パワハラは不適切保育にも繋がりかねないからです。
これを踏まえて、自主的テーマとして、具体的事例を考えながらの「不適切保育防止・自己点検」の研修を行った園もありました。統一的な研修のひとつに「英語研修」もあり、英語科の先生から楽しみながら英語を学びました。
また自主的なテーマのなかには、「園児への対応」、「保護者への寄り添い」、「ヒヤリハット・事故防止」、さらには2学期以降の行事の「作ってあそぼう会」の検討を行った園もありました。園によっては、1学期のハッピートークを取り上げた、親睦的な「コミュニケーションゲーム」もありました。
事故の防止について、学園では日常の保育において、事故には至らないが「ひやり」としたり、「ハッ」とする事例があった場合に、「ヒヤリハット」報告書にまとめ、全職員で回覧するようにしています。
幼児の場合、昨日出来なかったことが今日にはできるなど、予想外の行動があるのが常ですので、予防的な心構えも重要と思います。
なお、上記の「ハッピートーク」とは、各園において毎週1回朝礼時に原則1人が順番に、自分が子ども達から感じた幸せや嬉しかったこと、個人的な出来事などの話をする機会を設けています。
このように、先生達は、キッズルームでの子ども達のお世話とともに、研修にも汗を流し、2学期への準備をしています。
なお、話は変わりますが、改正労働施策総合推進法により本年10月1日から、カスタマーハラスメント(顧客によるパワハラ)対策について、全事業者に義務化され、方針の明確化・相談体制整備・事後対応などの措置が必須となります。これを受けて、文科省はガイドラインを8月27日に全国の教育委員会に通知し、学校に対策を求めるとしています。こども園協会でもカスタマーハラスメントについての研修が行われています。
これは、お客様からのパワハラということですが、学校及び保育施設では保護者からのパワハラということになります。過度な要求に対し、学校の先生や保育者を護る義務付けがなされることになります。
思うに、この問題は、保護者の皆様と保育者との信頼関係が最も重要であり、この信頼無くして、教育や保育は成り立たないものであることです。私たち保育者も自戒するとともに、保護者の皆様にもご理解をお願いしたいと考えています。
それでは、2学期も職員一同、頑張って参りますので、よろしくお願い申し上げます。