幼稚園での大きな行事の遠足は、皆様のご協力をいただき無事終了しました。感謝を申し上げます。
新潟3園のうち、あいにく1園のみ雨の日の遠足となりました。お天気に恵まれた2園は、戸外で思い切り遊ぶことができました。しかし雨の園も、先生達の工夫やアイデアで、楽しかったとのたくさんの温かい連絡帳もいただきました。ありがとうございました。
近年、遠足について悩むことがあります。それは観光バス料金が年々高くなり、保護者の皆様のご負担を心配しています。バス料金は、運輸当局の指導で安全性や運転手さんの人件費等の関係から、一定の水準を維持することが求められ、低額の料金設定ができないことになっています。また、バスガイドの手配が人手不足の関係もあって、難しくなっています。このため、事前に先生達で安全配慮の打合せを徹底するようにしています。あれこれ考えるとこのまま観光バスを利用する遠足を続けていって良いのかと思うのです。
それでも、こども達の観光バスへのワクワク感や遠足の期待感、当日の笑顔を見ると、何とか続けていきたいと願っていますが、いかがでしょうか。
さて、子育てについて、今日は抱っこの大切さについて少しお話をします。
かつては、抱っこをし過ぎると、「抱き癖」がつくと言われていましたが、現在ではそれが全くの誤りであることが明らかになっています。
抱っこが最も必要な時期は、生後6月から2歳頃の乳幼児期と言われています。乳幼児は、安心できるお父さん・お母さん、さらには保育者に、安心できるアタッチ(触れ合い)を求めます。泣いたり、触れたり、くっついたりして、眠たい、空腹、不安などの不安定な気持ちを満足させます。抱っこはその最も効果的なアタッチなのです。このときの赤ちゃんも、またその安心したお顔をみるお父さん・お母さんにも幸せホルモン(オキシトシン)が溢れ、親子とも良好な関係がつくられていきます。そうして、こうして赤ちゃんの安心感や信頼関係がその後の自我の発達や自立心を育み、肯定感の強い子に育っていきます。この愛着関係が不十分だと、その後の情緒不安定や問題行動が生じやすく、自己肯定感の低い子に育っていきやすいと言われています。
4歳から5歳になっても、突き放すことなく抱っこをすることが重要です。
いや小学校に入ってもお子さんが抱っこを求めたり、お父さん・お母さんから抱きしめることも、お子さんの不安感を取り除き、親子の信頼関係をつくっていくうえで、とても大切なのです。
思春期にお子さんが嫌がるまでは続けて良いと私は思っています。実は、恥ずかしながら、私は小学校に入っても母に抱っこを求めていた甘えん坊でした。母はそれを優しく受けとめてくれました。でもそのことが、母に対する感謝や親孝行をしたいと思う原点であったと思っています。
抱っこは愛着を育てる最適のアイテムなのです。