ご入園、ご進級をされて1月が経ちます。入園・進級時においては、お子様なりの緊張感から、これまで比較的おとなしい素振りでしたが、しだいに緊張がほぐれてくると、案外お家が恋しいと泣き出したりもします。お友達とのお互いの要求がぶつかり合い、ちょっとしたトラブルも始まります。また緊張感が薄らいだ分、活動も活発となり、つまずいたり転んだりの事故も起こりやすいと言えます。
そして、5月は連休となり、せっかく慣れた園も、最初からの緊張感に逆戻りとなりますが、6月には活動も広がり、これまでの自分中心の世界から、お友達どうしの関わりに迷いながら心の葛藤を繰り返し、成長の歩みをすすめていきます。園に行きたくないとお家の人に甘えるのも、この時期に起こりがちです。
話は変わりますが、先日、早朝に園へ車で行った際、ちょうどお子さんを送られるお母さんが急いで園に駆け込むところでした。しばらく車の中で、登園の様子を見ていると、次々とお母さんが、お父さんも、お子様と手をつないだり、おんぶしたり、抱っこしたりしながら、駐車場から小走りで園に入っていかれ、お子さんを園に預けた後、また急いで駐車場に戻られていました。
普段園内にいると、頭のなかでは理解しているつもりでも、実際にその様子を見て、「お母さん、お父さんは、朝はこんな大変な思いをしてお子さんを送ってこられ、そして仕事に出かけ、また夕方疲れて帰ってこられるのだ」と改めて実感しました。園のキッズルームは、そんな働くお父さん、お母さんの味方です。キッズルームの参加人数が増えて、キッズルームの先生達も大変な負担になっていることも事実です。しかし、朝のお父さん、お母さん達の大変な様子をみて、改めてキッズルームの重要性を考え、働くお父さん、お母さんに寄り添ってキッズルームを進める必要があると思いました。
他方、お子様も朝からの保育と、引き続きキッズルームでの長時間の保育で疲れ、子どもどうしのトラブルも起きがちです。お子様のことを第一に考えると、お仕事も大変ですが、お子様は、お父さん、お母さんの帰りを首を長くして待っています。そんなお子様を思うと、なるべく早めにお迎えに来て欲しいと願うのも事実です。
園では、保育の場であり、幼児教育の場でもあり、ご家庭に代わってお子様をお世話する場でもあり、様々なお子様の生活の様子がくりひろげられていく場(環境)です。それ故に、園と保護者の皆様との相互の協力関係と信頼関係が何よりも大切だと思います。
これからのお子様の豊かな園生活のために、よろしくお願い申し上げます。