11月、暑い夏から急に秋になり、その秋も年々短くなっているように感じられます。寒い日も多くなってきました。 短い秋を有意義に過ごしましょう。

「作って遊ぼう会」は、例年各園ともほぼ同じような「作って遊ぼう会」を行っていましたが、昨年度からより子ども達の自主性を引き出していくには、どのようなあり方が良いのかを、先生達が何度も話合いや研修を重ねて、今年度は従来とは大幅に違う各園それぞれ独自の「作って遊ぼう会」を行うことになりました。

子ども達が当日だけでなく、年間の遊びのなかで、体験したり、考えたりして、その発展・延長線上に「作って遊ぼう会」を位置づけ、「作って遊ぼう会」そのものも子ども達が作っていくようなそんな「作って遊ぼう」を目指しています。 もちろん従来の「作って遊ぼう会」も同じ目的・目標を目指していましたが、それをさらに発展していければと考えてきました。

「運動会」や「作って遊ぼう会」は、日頃の保育の一環ですが、また子ども達の成長の節目でもあり、その成長を感じるのも嬉しいものです。

保育は、ここまでという満足で終わることなく、常にどうあるべきかを考えて取り組んでいくことが大切です。これからもそれで良いと、そこで止まるのではなく常に考えていく保育でありたいです。

入園・進級から7ヶ月が経ちました。子ども達の活動は活発となり、芽生えた自我もますます強くなってくる頃です。

その分、お友達とのトラブルも多くなります。喧嘩による怪我などには十分注意するとともに、一人ひとりの子ども達の思いにも寄り添い、できるだけお友達どうしで解決できるよう子ども達自身の話合いができればと考えます。

子ども達がトラブルに遭遇したときに、自分の力でそれを乗り越えたり、また相手の悲しい気持ちを考えさせたりする時間を持つことも、子ども達の成長にとって、大切なことでもあります。

さてここにきて、新型コロナだけではなく、むしろインフルエンザの流行がみられます。感染力が強く、小学校・幼稚園・保育園にも広がっているようです。

あらためて、「手洗い・うがい」の基本を忘れることなく、健康な秋を過ごしたいものです。

これからより寒い時期に入りますので、感染が拡大しないよう一層の注意をして参りましょう。