明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

今年のお正月は、昨年に比べ比較的穏やか日が続きました。雪は子ども達にとって格好の遊び相手ですから、楽しめる程度にして、このあと1月後半や2月に昨年のような大雪にならないことを祈っています。

新しい年を迎えて、広く世界や日本の状況は混沌として、依然不透明感が否めません。保育の現状も流動的であり、今年は特に消費税引き上げに伴い、幼児教育の無償化が予定されています。無償化は歓迎するとして、どのような内容になるのかは、未だ国からも漠然とした制度のアウトラインのみで、何も具体的な内容が示されていません。

現在は、保育の現場での事務処理もパソコンによるシステム化が進んでおり、便利ではありますが、その分制度が代わることによって、システムの大幅な変更を余儀なくされることになり、保育施設現場はもちろん市町村も、その対応に間に合うのだろうかと戸惑っていると思われます。具体的な内容が示された段階で、保護者の皆様のご協力も頂くこともあるかと思いますが、その際はよろしくお願いします。

なお、年末の学園内教職員の研修では、恒例の英語科の先生による英語研修に加え、当学園の卒園生の保護者でもあり、新潟県内の幼稚園・保育園の先生の音楽指導活動を行っている後藤宏先生による器楽演奏・鼓隊の音楽研修、それに理事長による「子どもの発達特性~考える力を育てる~」の保育研修を行いました。後藤宏先生の指導は、発表会に向けた子ども達の音楽指導にも役立てたいと思います。引き続いて、「働きやすい職場・働きがいのある職場づくり」についての話がありました。平成31年4月より、政府は「働き方改革」をより強く進めることになっています。保育の現場でも例外ではなく、今後、保育教諭や職員の負担をより軽減していかなければならないと考えています。そのためには、従来の保育のあり方から様々な工夫・変化をすることになろうかと思われますが、この点においても保護者のご理解とご協力を得ていななければなりません。

いずれにしても、平成31年も、子ども達のために、職員一同、精一杯頑張って参りますので、よろしくお願い申し上げます。

また寒いなか、皆様、風邪などをひなないよう健康にご留意されますように。