年間の戸外における行事の一つとして、5月の認定こども園の遠足が、保護者の皆様のご協力により、無事終えることができました。

遠足でも、子ども達のためにという教職員の活動には、何時も感謝いたします。また、実は遠足のことで、嬉しかったことの記憶があります。

あるとき、ある公園の管理人をされている方と、ある会合で偶然に会いしたことがあり、その時、その管理人の方が公園にたくさんの幼稚園・保育園が遠足にこられるが、何時もおたくの園の職員の動きが一番だと思う、感心していますと言ってくださいました。

どんなことですかと尋ねると、暑い日には職員が早めに来て園児・保護者のテントを張ったり、前日の雨で芝生が濡れていれば水取や遊具を丹念に拭き取ったり、また園児に危険が生じやすいところに縄を張ったり、園児と一緒に活発に遊ぶことはもとより、職員が順番に危険な箇所に立って見まもっているというのです。

そして、先生達がずっと続けている、トイレットペーパーの件も言われ、何よりもトイレットペーパー持参で、始まる前はもちろん、園児が帰った後、残った職員がトイレの掃除や使った分パーパーを補充し、他園の落とした公園のゴミまで拾って清掃して帰ると言うことなどを話してくれました。

日頃、教職員が一生懸命に活動していることを感謝しているだけに、黙っていてもそれを見ていてくれた管理人の方に感謝するとともに、いささか感動しました。
今回の遠足は、姉妹園いずれも吉田ふれあい広場に行きました。現在、天気予報もかなり正確となり、ピンポイント予想やアメダスによる雨雲の動きも把握できるようになりましたが、それでも遠足にはお天気の判断が難しく、晴れていても前の晩の雨にも大きく影響されます。

今回も、最初の2日間はお天気にも恵まれたのですが、最後のあそびの森つばさ幼稚園の当日は、出発時新潟は予報では曇りのはずが、実際はかなりの雨が降っており、バスの運転手さん・車掌さんも「今日は雨バージョンでしょう」などと言っておられました。

しかし、実はその日は朝6時から園長先生が現地公園に天気の様子や芝生・遊具の濡れ状態の確認に行ってくれており、現地は雨が降っておらず、お天気が回復していくことをリアルタイムで報告していました。

また前の晩からの雨で濡れていた芝生対策や遊具拭き取りも、現地からの状況報告をもとに、先発の教職員や姉妹園あそびの森有明幼稚園とあそびの森金鵄幼稚園からも自主的に応援協力がなされ、子ども達が公園に着く頃には青空も見えて、芝生も遊具も何事もなかったように、子ども達がお弁当を食べ、思い切り遊べることができました。 改めて公園の管理人の方の話を思い出して、嬉しくなりました。

さて、6月以降、暑さや湿度が増して参ります。子ども達の健康に注意して楽しい園生活を送って欲しいと思います。