運動会は、毎年遠足と同様に、子ども達のために晴れて欲しいと願っていますが、今年は姉妹園も含め、昨年と同じく雨の心配のない園、当日までのハラハラしていた園もありましたが、皆様のご協力のもと無事に予定通り終了することができました。ありがとうございました。

心配した園は、前日夜半から当日の未明にかけての雨の影響で、グランド状況がかなり悪い状態でした。そんなとき、先生を始め看護師さん、運転手さん、栄養士さん、栄養士・調理師さんなど職員総出で早朝から水取りや観客席のシート張りなど、子ども達や保護者の皆さんが少しでも快適に運動会を過ごすことが出来るようにと一生懸命でした。今年は、特に直前までの雨でグランドが濡れており、準備に時間がかかってしまい、保護者の皆さんの着席がお待たせしました。しかし、その分、先生達の一生懸命な姿を垣間見られたのではないでしょうか。

さて、来年度の入園申し込み時期になっていますが、子ども達を取りまく環境は大きく様変わりしています。

待機児童対策で様々な対策がとられ、新設園も多くなってきましたが、これに見合う保育教諭・幼稚園教諭、保育士の充分な政府の対策がなされていないというのが実状です。

ひとつの園を充実していくには、豊富な人材のもと、長い期間をかけて多くの教職員を養成し、幼児教育や保育の経験を積み重ね、安心できる組織をかたちづくることが必要です。大切な乳幼児期を単に預かる施設をつくるだけですむ問題ではないと思えるのですが。

私達の学園は、あそびの森有明幼稚園・あそびの森金鵄つばさ幼稚園が認定こども園です。これに加え、あそびの森金鵄幼稚園では、来年度、認定こども園となり、またプレ年少を充実するため、プレ年少専用の保育室及び多目的室の増設に取りかかっています。また、新発田のあそびの森すみよし保育園も、既に認定こども園となっています。

このように各姉妹園とも、認定こども園として、同じ施設に1号認定・2なし3号認定の子ども達が混在することになりますが、認定は違っても「子どもは同じ」との考えで、私達学園の幼児教育の原点を忘れずに、これまで長い伝統のもとでかたちづくられた先生や職員達とともに、そしてこれまでの保育内容をしっかりふまえて、より充実していけるようにしていきたいと考えています。

ところで、私もパソコンはほどほどにやるものの、携帯はガラケーを買え換える時間がなかったため、いささか遅きに失しますがスマホに変えてみました。子ども達がスマホにどのように向き合えば良いのか、少し自ら体験してみたいと思います。