幼稚園の遠足は、先週めまぐるしく変わるお天気で、心配なく進められた園、少し心配があった園、そして相当心配した園と各園様々でした。

しかし、全ての姉妹園において、保護者の皆様のご協力により、予定した公園に無事行ってくることができましたことに感謝申し上げます。

特に先週木曜日に実施しました認定こども園あそびの森金鵄つばさ幼稚園の当日は、多くの園が自然科学博物館に集中し、身動き出来ない程の混雑であったとのことで、紫雲寺公園に行けたのは子ども達のために良かったのではないかと思います。

私達の姉妹園のどの園でもそうですが、日常保育や例えば遠足のときの行事などの先生、運転手さん達の気配りは、何時も私が感心するほど、日頃の底力(そこぢから)を発揮してくれます。

その底力は目に見えるところと、さらに目に見えないところがあり、目に見えないところは余り知られていないところです。

その一つは、日常保育や行事においての、先生、運転手達さん達の事前の検討、準備に見られます。とは言えこれは本番での動きである程度目に見える部分もあるかも知れません。

しかし、本当に見えないところにもあります。例えば、遠足でバスが出た後は、残った先生、運転手さん達で、公園の掃除、さらにお手洗いの掃除をし、使ったトイレットペーパーまで補充して帰ります。

私が見る限り概ねの幼稚園・保育園では、バスが出発すると全員の職員の方々がバスに乗って去って行きます。しかし、私達の全ての姉妹園の先生、運転手さん達は、そのことは何も言わずに、黙々と自分達の自主的な行動で、これらの後始末をしています。これは、多分私が理事長になる前から続いていることであると思います。

そのような見えないところに心を配り続けている先生、運転手さん達に改めて感謝します。

これから子ども達の活動がますます活発になって、行動範囲も広がり、子ども達同士のつながりや、それに応じてトラブルも起きます。

子ども達の成長を温かく見まもって頂ければと願っています。