1月の地震について、子ども達の心にも衝撃が大きかったことは、その後の子ども達の様子からもうかがえました。後地震についてのおびえなども後に引いたと思います。

他方、そのなかで、保護の皆様より、園で避難訓練をしていることから、子どもなりに落ち着いて対応できたとのお声も聞かれました。

私たち園では、毎月いろんな訓練を行っており、地震はもちろん、火災などの災害訓練や不審者訓練などを繰り返し継続して行っています。

そういった避難訓練は、園における災害等だけでなく、子ども達が園以外の自宅やその他の場所でも、落ち着いて行動できることにつながっていくのでないかと思われ、日頃の避難訓練の重要性を改めて認識したところです。

今後とも、災害等の避難訓練をしっかりやって参ります。

さて3月は、子ども達が卒園・進級するまでの最後の月でもあります。

毎年卒園する子ども達を見ると、本当に成長したと思いますし、生活発表会でも、その成長ぶりを実感します。

この子ども達が、これから小学校へ進むわけですが、これからも友達と楽しく、学校生活が送れるように、勉強にも、それ以外にも大きく羽ばたいていって欲しいと願うばかりです。

先生達も残り少なくなった園生活を子ども達と精一杯過ごします。

そして、卒園後、入学式の後に、ランドセル姿で園に寄ってくれる子ども達をみると、幸せに感じ、嬉しい気持ちになります。

また進級の子ども達にとっても、3月は学年最後の月であり、進級に向けてこれからも成長を続けてくれると思います。

園では、担任の先生だけでなく、キッズルームの先生、看護師の先生、職員室の先生、英語科の先生、給食室の先生、そして運転手さん、みんな子ども達のために、一生懸命4月から3月まで、夏の暑い日も、冬の寒い雪の日も、変わらず張ってくれました。多くの陰の力があっての園生活です。

毎年、年度末になると、子ども達、保護者の皆様、そして先生、また陰で子ども達の成長を支えていただいた職員にも感謝する気持ちになります。

今回は、毎年年度末に、密かに思っているそんな気持ちを率直に述べてみました。

それでは、年長さんの最後の園生活を、進級児さんの学年最後の月を、楽しくそして一段と成長されるよう、私たち職員は努力して参りますので、よろしくお願い申し上げます。