初夏の6月を迎え、暑い日が多くなって参ります。

私たちの幼稚園では、先月は、4年ぶりの観光バスによる親子遠足を無事に終えることができました。遠足の実施について、それなりの決断も必要でしたが、コロナ・インフルエンザの感染対策もしっかりやったうえで、実施しようとの結論に至りました。

未だ観光バスによる遠足に踏み切れない園も多いようで、公園は私たちの園の専属状態でした。子ども達も保護者の皆様にも喜んでいただけて嬉しく、やって良かったです。

親子遠足は、多くの人によって支えられていることを実感する行事でもあります。何よりも、保護者の皆さんのご協力なくしてやれません。ありがとうございました。

お日さまのご協力も必要ですね。今年は晴天に恵まれ、お日さまに感謝です。

そのうえで、新潟交通や、出発の際のバス駐車についてのご近所のご理解にも支えられています。新潟交通の担当者の方には、当日の車の手配や配車などにご尽力いただきました。子ども達がとても喜んでいるお話をさせていただいたとき、担当者の方は、新型コロナ禍により、観光バスの利用が減じていたなかで、このように利用を復活し、子ども達も喜んでいることに感激されておりました。また観光バスの運転手さんの温かいご対応にも感謝申し上げます。

さらに公園の方々にも、トイレもお借りすることや、その他のご協力をいただき、ありがとうございました。

そして、運転手さんや保育の先生なども、下見から当日の準備、そして当日は子ども達のために走り回り、疲れをみせずに頑張ってくれました。

特に、今年は、最初の行き先である紫雲寺記念公園が雪によるかなりの倒木があることが判明し、安全のため行き先を変更するなど、下見は数回に渡りました。

運転手さんなどは、先発隊として、到着前の公園の整備やテント張りなどに汗をながしてくれました。

そんななかで、私たちの園では、創立以来欠かさずにやっていることがあります。それは、帰りの観光バスが出発した後、担任の先生以外の園長先生・主任・キッズ・英語科の先生などが、公園のゴミ拾いやトイレの掃除、そして使用したトイレットペーパーの補充などを行っています。

かつてあるとき、ある公園に遠足に行った際、公園の管理者の方から、トイレを掃除し、トイレットペーパーの補充までされて帰る園は他にないとお褒めをいただいたことがあります。これは言われなくても、先生達が自主的に行っているものです。見えないところでも、誠実にやるべきことをやる先生達にも感謝します。

日常保育でもそのような努力をしていきたいと考えています。

先月のお話になってしまいましたが、振り出しに戻り、6月は蒸し暑い日も多くなりますので、子ども達の健康にも注意して参ります。